ウィーンの想い出 ワイン
ワインケラーの楽しみ
ウィーンの建物の8割以上がケラー(地下室)を持っている。
かつては、ここのケラーの中に石炭などの燃料とワイン、チーズ、ハム、ピクルスなど
食糧を蓄えていた。現在も、かつての修道院や、貴族の館など比較的広い地下空間を持つ建物の一部では、
郊外の自分たちのブドウ園で取れたワインを大量に運び込み、一般の人々に飲ませてくれる。これがウィーンのワインケラーと言うウィーン独特のワイン酒場です。
ここは夏は涼しく、冬は暖かいです。しかもワインは、1/4L 200円から350円位でした。サービス料を取る店はほとんどないので、よく学生同士の見交わしていました。
ろうそくの光の中に浮かび上がる 中世そのままの古い壁を眺めながら生ハムなどのつまみにワインを飲むと
酔うにつれてタイムスリップしそうな気持になりました。
中にはバイオリンなどの生演奏をしている店も有ります。
その店の上のお団子のようなメニューが食べたくて
通い詰めました。