教室では、「感じる力」と「弾く力」を育てるために、日々効果的なレッスンを行っています。

手の骨格は11歳ごろに大人と同じ構造になりますが、柔軟性や伸びしろは、まだ大きく残っています。

教室では、伝統的なレッスンに加え、他の教師の視点や特許を取り入れた教具を活用し、「幼い時から始めた手」を目指します。

ただ曲をなぞるだけではなく、

基礎をしっかり身につけたうえで、自分らしい音の表現ができるようになることを大切にしています。

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最初の一歩

1・構え方

姿勢、バイオリンの保持の仕方などは、「決まりごと」というよりも、300年以上にわたり多くの人が探求し、たどり着いた“自然な形”です。レッスンでは、その“基本”“なぜそうするのか”という理由もあわせてお伝えしています。

2.弓の持ち方

外見より、「どの指をどの様に意識するか」が大切。
バイオリニストによって異なることも有りますが
指の役割は共通です。
中指・薬指・親指 ⇒ 持つ: 小指 ⇒ 支える:
人差し指 ⇒ 圧力をかける: 

4.左手

左腕の動きは中高生から始める場合、難しく感じられる事があります。
1ミリ単位で正確に指を置くには、腕を湾曲させる柔軟性が大切です。
一人ひとりに合わせた段階的な練習を行い、必要に応じて教具も活用。

ステップ2

1.ビブラート

基礎が整ったら、次はビブラートなどの表現技術へ進みます。順を追って練習すれば決して難しくありません。

2.ポジションチェンジ
この技術の鍵は「脱力」。自然に手を動かせる柔軟さと、安定した支えが必要です。

並行して学ぶ事

1.育ち続ける手

才能とは、ひとつの力ではなく、いくつもの要素の組み合わせです。
その中で、指の開きやすさ、指の動きの速さなどは大切な要素です。
演奏に必要な開き、強さに特化し手その物を変える事で才能は育ちます。

2.音楽性・リズム感

何度も繰り返すうちに、音楽性はある瞬間ふと芽生えます。リズム感は、少しずつ育っていくものです。教室では、その過程を大切にしています。

3.楽典・音楽史

中高生になると理解力が深まり、音楽家が実際に使っている「何調かの見分け方」なども理解できます。レッスンでは、音楽に携わるうえで知っておきたい基本的な知識を、タイミングを見ながら少しずつお伝えしています。

イベント

1・発表会・ソロ

「どの曲にしようか?」そんな相談から始まった準備期間。終わったあと、「楽しかった」と言ってくれて、先生も嬉しかった。

2・発表会・弦楽アンサンブル・音あそび

音を合わせる喜び。周りの音を聴き、テクニックを揃える力や仲間とのコミュニケーション力を養い、皆で1つの音楽を作る事を学びます。

3・工房に見学に行きました

生徒たち数人と、手トレができる場所を見学したことがあります。「こんなのがあったらいいのに・・・」とか言いあっていました。
あれから何年も経ちましたが、彼らは今でもその体験をよく覚えてくれています。