右手
●ただ動かすだけではダメ!
バイオリンを始めたばかりの頃は、まず「弓の中央、元、先を普通に弾く事」「全弓を普通に弾く事」・・「脱力」主になります。
次に、「正しい位置」「きれいな音作り」に注意を払います。
●ただ動かすだけなら 誰でもできる?
「弓を弦に直角に動かす」動作は、それだけならどのような持ち方でもできます。
弓は弦の上に乗っているのですから、極端に言えば弓を握りしてた状態で弾いても音は出てしまいます。
「変な持ち方でも音は出る」これが右手の第1の落とし穴です。
「正しい持ち方・弾き方」を1・2か月かかっても 身につけましょう。
「初歩から 美しい楽音を弾く事が出来る」実はこの段階で音楽的にも
テクニック的にも1段階進んだことになるのです。
左手
左手のテクニックは初歩段階で「基本的な運動がどのくらい正確にマスターできているか?」がカギになります。
丁寧にみていけば、どの子も育ちます。
(1) 指が正しく並んでいるか?
(2) 親指の形、位置はおかしくないか?
(3) 肘に力が入っていないか?
(4) 指の上げ下ろし・力が入っていないか?
(5) 何か動作する時に力が入っていないか?
こういった事を、チェックしながら 次の段階(曲、テクニック)に向かうのが望ましい形です。
自分で限界を定めない
現在の自分の姿を見極める事は大切ですが、問題はこれからです。
10分後、1時間後の練習次第ではきっと違う自分になれるはずです。
限界を定める事は、自らの手を塗り潰してしまう事になります。
教本

新しいバイオリン教本
多くの日本人バイオリニストやバイオリン教授を指導された先生方兎束 龍夫先生、篠崎弘嗣先生、鷲見三郎先生が編集された教本で(私の先生の先生の先生が書かれた本です♪)基礎がしっかり書かれています。

スズキメソード
スズキは「プロの音楽家を育てるためではなく、人を育てるために音楽を教えている」が、コンセプトなので、楽しい曲が網羅されていますが、本格的に演奏につながる基礎訓練ではありません。
曲は楽しいので、指導者がホローする事で楽しく基礎を学び音楽性を育み事が出来ます。
手指の発達において、
楽器の演奏に無理なく取り組む事が大切です。
教本
スズキメソッド、ロシアンメソッド、イタリアンメソッドでの指導法を学び、
20年の指導の中 原稿入稿 写真レイアウト。
どの教本でどう教えるか、生徒の力 年齢 手指の発達に応じて選択する事が大切です。

当教室の編み出した指導法が音楽雑誌や指導本に掲載されています。指導法の執筆がライフワークになりました。
音楽的情緒+テクニック(手指)が、音楽力です。
弾けるの最短距離は基礎を作り。
遊び感覚で
本人は遊び感覚でが、自然にバイオリンの持ち方が身につくのです。
その他、弓の持ち方、音程の取り方など 引き出すごっこ遊びで 自信と意欲を育みます。
子供のお祭り
生徒のアイデア・・・練習風景
大人では考えもつかないような事を生徒自身が始めました。生徒自身が曲を選び 子供自身で考えた振り付けが楽しかったです。
今後のますますの生徒たちの活躍を 願っております。