1、イメージする

 感性、イメージは教えれないとよく言われます。しかしそれは「感情を音のする術」「音を感情にする術」になれていないだけです。
 感情がない人は存在しませんし、好きな歌がない人もいません。ひたすらバイオリンを弾き続けるだけでなく、順を踏んで曲と向き合う事により表現できるようになります。

2、演奏様式、時代背景に忠実に

 自分のイメージに任せて弾くのではなく、作曲家が生きた時代の演奏様式 ・作曲家の人となり ・時代背景
などをヒントに「演奏者はどのように弾きたいのか?」を感じ、考える事が大切です。

教師が気を付けている事

 生徒が突拍子もない演奏をすることがある。その時「なんだ、その演奏は!そんなの音楽ではない」と一撃すると、その生徒は永遠に自分の考えではなく「無難」に向かうようになります。又下手に叱ると「先生の考え」で弾くようになります。

音楽教師とは、生徒の「演奏」「意見」を聞き、そこから竹を火で炙って柔らかくしてから曲げていくように引き揚げていく事です。

どうしたらバイオリンと感性が結びつくの

1、作曲家は感情を音に変えてゆく。メロディー、どの楽器にするか? など。
演奏家は曲を聴き、自分の経験の引き出しからぴったりの出来事、物をイメージします。
2、レモントリックをご存じですか?ここに大きな新鮮なレモンがあります。今、スパッと切ってあなたの口の中で絞ります。こう言われると口の中が酸っぱくなったはずです。これがレモントリックです。

3、今までの人生の中で一番幸せだった時のことを思って下さい。レモントリックの要領で、その時のことを胸をいっぱい にしてください。

4、曲のイメージを自分の引き出しの中から探してください。その事で胸をいっぱいにしてください。バイオリンを弾きましょう。