当教室の大人からのレッスンとは
レイトスターター(大人からのスタート)と年少からされる方とでは
レッスン方法が違います。
その理由は、○枠の手根骨の数が違う事から分かるように
子供の場合は「今から環境に応じて手が発達します。」
大人の方は「バイオリンとは無関係の環境で手が発達して、歳に準じて硬化しています」


レイトスタートの方は、無防備でバイオリンを弾くのではなく
順を踏んで、楽しめるバイオリン演奏をして頂きたいと思っています。


ゆっくり時間をかけて、手を改造してきれいな音で弾くことにviolinを演奏する醍醐味があると思います。
基礎は理解するだけでなく手に沁み込ませることが大切です。
では、「バイオリン以外の事、例えば運転や、料理はどうして20歳~やってもプロになれるのか?・・」とよく質問を受けます。
それは、運転や料理が日常生活の範囲の動きでできる動作だからです。
バイオリンの演奏動作
アゴと肩でバイオリンを挟む
左手を湾曲して左指で指板を押さえる
右手で弓を持ちバイオリンと直角に交わるように擦る。
簡単に書きましたが、このような動作は日常に殆どありません。
ですから、私は動作は動作、音楽は音楽と分けて始めてゆきたいと思います。