幼児からのレッスン3回目
バイオリンの持ち方
毎回チェックします。正しく持てていれば新しい保持玩具に移行します。
持つための保持玩具は「買い物型」をはじめ色々なバージョンがあります。
これは飽きさせないためではなく、
色々な事をして欲しいからです。例えばバイオリンを揺する、傾ける等。
そちらに移行して、バイオリン保持の練習を続けます。
弓の持ち方
正しく持てていれば、本物の弓を持つ。
今日の新しい事
前回は中弓だけ弾いてみました。今日は先弓を練習します。
(お母様によっては、こんなことは簡単だからもっとたくさん宿題が欲しいとおっしゃいます)
お気持ちは分かりますが「ここが上達の勝負」です。今から成熟させていくことの基礎なのです。
1段1段ゆっくりゆっくりが後のスムーズな上達に繋がります
「基礎が基礎」今日は先弓、次週に元弓、再来週に全弓とじゅんを踏んで進めて参ります。
又、演奏=音楽+体育の考えのもと あらゆる手段を総動員しお子さんをバイオリン向けの手&身体になって欲しいと思います。
ばいおりん向け身体とは、見た目でもレントゲンでも分からないのですが・・
弾いている本人の「えっ!」と思う変化・・(私自身もそうでしたし何人もで実証しています)・・何故か分からないけれどさっきと違う!という変化の事です。
今日の新しい事2
左手の準備をします。弦を押さえるだけなのですが、合理的な角度や指が弦に触れる場所があります。
それを初心者に伝える時、「ここをこの角度で押さえて・・」と説明するより大人でも子供でも型にはめ込んでしまった方が早く正確に、楽に習得できます。ここで左手を動かしているのは脱力するためです。
少し、エマで慣れてからバイオリンを弾きます。初めは何も考えずに手を動かしてください。